2017年11月29日水曜日

今年の秋は!親子で「ルドルフ2世の驚異の世界展」





ついに、ついにあの奇想の画家の作品が福岡初上陸ですよ!

そう、イタリア・ミラノ出身の画家、
ジュゼッペ・アルチンボルド(1526~1593)。

果物や野菜、花や魚などの生物を寄せ集めて
人物画を描いた奇才です。
ユーモラスで、時にちょっと怖い?
ぜひ、本物を見てください。
そのインパクトといったら!
(*今回は「ウェルトゥムヌスに扮するルドルフ2世」1点が出品
されています)

ちなみに…
絵本「顔の美術館」タイガー立石著/福音館書店にも
アルチンボルドの作品がでてきますよ






みどころはほかにもたくさん。

なぜこの展覧会をおススメするのかというと、

子どもたちが大好きなもの、知っているものが、
絵画のモチーフとしてたくさん登場するからです!!


自分の動物園を持ち、珍しい動物も収集していたルドルフ2世は
動物の絵をたくさん描かせています。

そのほか、虫好きの子どもたちも夢中になるような
繊細な描写の虫だらけ作品もありましたよ。

芸術だけでなく、科学や天文学にも熱中し、
見たことのない世界までも
手に入れようとした皇帝の好奇心には驚くばかりです。






そして最後のコーナーは写真撮影OK。
こちらはフィリップ・ハースによるアルチンボルド作品の立体化!



中でも「アルチンボルド・メーカー」 は外せません!

自分がなんとアルチンボルドの絵画風に仕上がる
マシーンがあるのです。たとえばこんな感じ。
フラッシュを使わなければ写真撮影OKです。



*2人以上うつり込むと認識しないようなので、
赤ちゃんは親が座り込んで高い高いポーズをすれば
うまくいくかも?(博物館に確認したところ、
赤ちゃんは認識しない場合もあるとのことです)


世の中のへんてこなものを好み収集したルドルフ2世。

親子で作品を見ながらおしゃべりしつつ、
その不思議な世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。



ちなみに…

・子どもがぐずったら
 当日に限り再入場ができるので、入り口まで戻って受付で
 チケットを出し、再入場希望を伝えて外に出られます。
 


・授乳室(1階)
 内部には個室が2つ。なんと姿見まであるので、
 授乳後に服がめくれあがったまま
 なんてこともなし!流し台もあります。
 おむつ替え台や使用済みおむつ入れが
 あるのも嬉しいですね
(おむつ替え台は車いすにも対応のロータイプあり!)。




・おむつ替え台
1階北側の女性トイレ、2階北側の男性トイレ・
女性トイレに設置。
男性用トイレにあるのはポイント高いです。


・無料のベビーカー貸出あり
 貸出希望の方は1階受付まで




・みたいけんラボ(1階・無料) 
 福岡市博物館の親子おススメスポットはここ!
 アジアや九州のおもちゃ、楽器、衣装などが
 ズラリと並んでいて、自由に触って遊べますよ。
 
 衣装を着たら、背景を変えて写真撮影もできるなんて!
 大人用もあるので、家族でどうぞ。


大きなお鍋でままごともできます。
奥には楽器体験のコーナー、香りのコーナーも。


晴れた日は、家族で博物館前広場のお散歩もいいですね。




神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展(専用サイトはこちら
 開催中~12.24まで *月曜休館 
 午前9時30分〜午後5時30分(入場は閉館の30分前まで)
 会場 福岡市博物館
    福岡市早良区百道浜3丁目1-1




2017年8月15日火曜日

【福岡】あじびで「絵本ミュージアム」と「虫めがねで見てみよう!」開催中!

毎年恒例の「おいでよ!絵本ミュージアム2017」。
もうお出かけしましたか?

今年は『すてきな3にんぐみ』 、
『ぐるんぱのようちえん』、『いないいないばあ』、
『がまくんとかえるくん』、『11ぴきのねこ』など、
昔から読み続けられた名作が目白押し!


こちら、受付から会場へと向かうトンネル。




    おやくそくもこちらに。












「がまくんとかえるくん」コーナーは、繊細な原画展示のほか
奥にお手紙が書けるコーナーも設置されていました。












「すてきな3にんぐみ」は入ってからのお楽しみ…
画像はあえてアップしません。

絵本をよむスペースが各コーナーに設置され、
また気軽に参加できるワークショップコーナーもあり
親子でゆっくりと楽しめそうでした。


そして、出口をでたら…








同じチケットで、アジア美術館の
コレクション展を見られるのです!!
入らないと、これはもったいな~い


アジア美術館のコレクション展は、
子ども用のパズルコーナーやぬりえコーナーなどもあって
子連れウェルカムです。

さらに、展示室内、どこでもどの作品も写真撮影OK!





現在は小企画展として、



夏休みこども企画「虫めがねで見てみよう! 
ちっちゃいもん、こまかいもん」が開催中。


虫眼鏡でアジア各国の細かすぎる世界を
覗いてみる展覧会です。


たとえば、こちら。
「サムルー夫人の邸宅」(作者不詳)。

19世紀前半のインドの絵画ですが、
つるりと象牙に、水彩画で描かれています。
どれだけ小さいか、展示室で確認してください!













こちらは韓国の作家、ハム・ジンの「みつめあう」。
ユーモアと皮肉を込めて、わずか3センチの隙間に
人間社会を長々~と表現しています。

ここでは、大人は腰を痛めないようにご注意を。
子どもの目の高さにしてあるので、
腰を曲げて見ていると、終盤にはああ…涙










ラストには福岡のアーティスト、角孝政さんの作品も!

せひ、この機会に、普段あまり見ることのないアジアの美術に触れてみてくださいね。


福岡アジア美術館には、
授乳室(ソファ、畳、シンクあり)のほか、
子ども用トイレ、男女トイレにおむつ替え台、
無料のベビーカー貸出もあります。

コインロッカーも100円が戻る方式。
アジア風のカフェやショップもありますよ。







「おいでよ絵本ミュージアム2017」
~8月20日(日)
10:00~18:00(入場は17時半まで)

「虫めがねで見てみよう!ちっちゃいもん、こまかいもん」
~8月29日(火)
10:00~20:00(入場は19時半まで)



福岡アジア美術館
博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8F






2017年7月25日火曜日

「 よしながこうたく 作家10周年企画 絵本原画展 」リポート!


行ってきました、今年活動10周年となる
絵本作家よしながこうたくさんの個展。

よしながこうたくさんは、「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ」
にも参加出品された、福岡のアーティストでもあります。
(写真は会場前にある、特製かきわりから顔を出してくださった
よしながさん↓)






ギャラリーには、小学校事情や臨場感あふれる
『給食番長』や小学校シリーズ、
『ようかいガマとの』などの絵本原画がずらり。




また、全国各地で子どもたちとのライブペインティングで生みだした
謎のキャラクターを、ダイナミックにキャンバスに描きなおした新作なども
ありましたよ。

絵本から飛び出したかのような過去の立体作品も必見!


その中でも見逃せないのが、
『真・給食番長』という、ボツになった原案ファイル。

・・・まったく内容が違います。
あの感動ストーリーではなく、
ハチャメチャにはじけとんでいます。
子どもにはこちらの方が人気があるとか。
ぜひ、会場でご確認ください。
その他、絵本の下絵(ラフ)も興味津々。



そしてなんと、
よしながさん自身が店番をされていますので、
特に平日だと気軽にお話できそうですよ(私が行ったときは私一人だったので、
いろいろお話くださいました)。

会場で絵本の販売もしていますし、
自分の絵本を持って行ってもサインをして
くださるそうです。

最終日30日は2回目の絵本読み聞かせ&ライブペインティング。

1回目は大変賑わったそうなので、
今回もファンが詰めかけそうですね。

 ぜひ、ぜひこの機会によしながさんに会いに行ってみて
制作秘話などをお聞きくださいね。



「 よしながこうたく 作家10周年企画 絵本原画展 」

会場:WHITE SPACE ONE
 福岡市中央区赤坂1-14-24
会期/2017年7月17日(月)~30日(日)
時間/11:00~23:00
(ギャラリーの奥がBARなので夜遅くまで開いてます。但し7/21,27~30は19時で終了)
作家在廊日/木曜日以外は毎日11:00〜19:00まで居ます。

★『 展示会中、読み聞かせイベントします!』
7月30日(日)
13:00~ 整理券配布開始
14:00~15:00 読み聞かせ&ライブペイント(サイン会もあります)
定員:先着30名
*イベント中は展示が見られません。

2017年5月11日木曜日

いよいよ「福岡ミュージアムウィーク2017」開催!

こちらも毎年恒例となってきました、
福岡市内の主要ミュージアムの常設展示室が
無料で観覧できたり、さまざまなイベントが実施される
福岡ミュージアムウィーク2017(5月13日(土)~21日(日))。





ママとこどものアートじかんプロジェクトでは、
ファミリーで美術館に行くことをお勧めしていますが、
この期間は無料でコレクションが見られる年に一度の機会です


福岡アジア美術館、県立美術館、市博物館
(市美術館はリニューアルのため2019年3月まで休館中)は、
ベビーカーの無料貸出や、授乳室もありますので、
ぜひご家族で訪れてみてはどうでしょうか。


ちなみに、
子連れファミリーにおススメイベントは


〇福岡アジア美術館

 ・アジアの絵本の読み聞かせ(3~7歳対象) 
 5月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)
 ①11:30~12:00 ②13:00~13:30



〇福岡市美術館

・街歩きアートツアー (要申し込み・5.11締め切り)
 「みて!とって!ときめきアート巡り」
 5月17日(水) 10:00~11:30

 百道浜にはアートがたくさん!携帯などでベストショットを撮りましょう!
 *美術館に問い合わせましたが、かなり歩くそうです。準備万端でご参加ください。


その他、普段は見ることができない美術館・博物館の裏側を見られる
バックヤードツアーやギャラリートークも開催されますよ。
バックヤードツアーは、ベビーカーよりも抱っこ紐での移動をおすすめします。

ちなみに、市動植物園、そしてイムズにあるアルティアム
(5月13日から「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展」開催)は
リーフレット持参で入場料OFFだそうです!




詳しくはこちらをご覧ください
福岡ミュージアムウィーク2017


2017年1月11日水曜日

「いいから いいから 長谷川義史の世界」展、開催中ですよ!






「これおもしろいから、絵本探して読んでやり~!」

と、Eテレ「てれび絵本」をたまたま見ていた母から
教えてもらったのが、長谷川義史さんの『いいから いいから』。






それ以来、『おへそのあな』、
『はいチーズ』『おかあちゃんがつくったる』などなど、
長谷川ワールドに親子ではまっておりますよ。


長谷川さんの絵本って、おはなしの情景がありありと浮かぶんですね。
劇場型とでもいいますか、頭で考えるというよりも肌に直接しみいる感じがします。
読んでいる私もきっと関西弁がうまくなっているはず(本人比)。


ぷっと笑えるユーモアや、大切な心と心のつながり、
小さな小さな葛藤、愛情がベースとなったおおらかさ。
ああこれはまさに人生劇場。



田川市美術館ホールの展示風景

   
その長谷川義史さんの原画展がなんと田川市美術館で開催中です!


ぶるぶるっと震えた線や大胆な構図、
ユニークな地登場人物の描写やしぐさは、
読み手の心をゆるゆると緩ませてくれます。

そこに「え、こんな展開!?」が待っているんですから、
それはそれは心串刺し状態です。







ずらっと並んだ原画の数々!

10作品の原画約90点に加え、
絵画や制作道具、スケッチなどもあり、
制作風景を想像してみるのも面白いですね。


この会場だけでしか見られない、
田川で制作した絵も!


愛と平和を愛する長谷川さんのメッセージを
ダイレクトに受け取るべし!


しかも、オリジナルのいろはかるたや
福笑いで遊べるコーナーもあります。


会期中、絵本の読み聞かせやワークショップなどもありますよ。
大人もはまる長谷川ワールド、
ご家族でお楽しみください!



詳しくはこちら田川市美術館HPまで!
「いいから いいから 長谷川義史展」
開催中~2月5日まで
福岡県田川市新町11-56

観覧料:一般500円 高大生300円 小中生100円
     小中生以下無料

写真提供:田川市美術館





2017年1月3日火曜日

あけましておめでとうございます!

本年もママとこどもたちが遊べるアート情報を
発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!

さて、新年早々親子におすすめ展覧会情報です。

「地球と遊ぶ」をテーマに国内外で活動している
美術家の木村崇人さんの展覧会が筑後市の九州芸文館で開催中です。




















 こちらが九州芸文館。JR筑後船小屋駅前にあります。
このユニークな建物、
設計協力に建築家の隈研吾さんが参加されています。

筑号広域公園内にあり、子どもの遊具や温泉施設なども
ありますよ(芸文館からはやや遠いです)。

 「アートで地球と遊ぶ 木村崇人展」、
触ったり、体験する作品が多くて
子ども達もおおはしゃぎ。


巨人、ガリバーの目や耳の体験も!

この小屋の中には…

あれま不思議!!
光の隙間が…星の形に!!

これ、一輪車ではないですよ。
手で持つのです。
どうなるかは、実際に体験してみてください!

木村さんは、目に見えない地球の力を
アートを通じて、楽しい仕掛けのある
作品にしています。

サイエンスを身近に、興味深く
学び遊べる展覧会でした。



今回はワークショップも多彩で、
 今週末8,9日14時~16時 には凧揚げワークショップも!
(各ワークショップ、小学生以下は保護者同伴です。
個人的には2月19日の「みんな出前調理人」という、電気を操って
調理するワークショップに興味津々です)

そしてこの展覧会、なんと無料~!!!
家族で遊ぶにはもってこいです。
まだまだ冬休み、明日からまた開催ですよ~


「アートで地球と遊ぶ 木村崇人展」
入場無料
九州芸文館(筑後市大字津島1131)
~2.19
*月曜休み(1月9日オープン、翌日休み)
詳しくはこちら

2016年7月8日金曜日

二つの美術館、「さようなら、また会う日まで。」


今年8月をもって、福岡を代表する二つの美術館が閉館します。

一つは1979年にオープンした「福岡市美術館」。
こちらは2019年3月にリニューアルオープンする予定です。
とはいえ、2年半ものあいだ閉館するのは寂しい限り。。。

その前に、おもっきり楽しんでもらおうと、
「夏休みこどももおとなも美術館」という展覧会が
開催されます。




いろんなプログラムが計画されていて、
大濠公園の花火大会でいえば、21時過ぎのフィナーレ!
といったところでしょうか。本当に盛りだくさんです。



リサーチバッグをもって作品を
調査する「アート特別調査員」、
ギャラリーツアー、趣向をこらしたワークショップなどなど。
このほか、「ゴジラ展」や現代美術展「歴史する!Doing history!」も
開催されますよ。
あの作品もこの作品も、しばしの見納め。
黄色いカボチャもかな?



二つ目の美術館は、1956年に開館した久留米市にある「石橋美術館」。



ブリヂストン創始者の石橋正二郎が故郷久留米市に寄贈したものです。

そのコレクションたるや、日本の近代美術を代表する画家たちの、
しかも代表作のオンパレードで、「これ教科書で見たことある!」という
作品があっちにもこっちにも!という圧倒されるような美術館です。
特に、青木繁、坂本繁二郎、古賀春江など、筑後が生んだ画家たちの
コレクションは目を見張るものがあります。

しかしこちらの美術館は残念ながら8月28日までで閉館。
主要なコレクションは東京のブリヂストン美術館所蔵となる方向のようです。

その後、久留米市美術館として新たにオープン予定ですが、
60年もの間、地元や福岡県民に愛され、
誇りとされてきた美術館の閉館のニュースは、大きな衝撃でした。

その石橋美術館の最後の展覧会でも、子どもも楽しめるような
工夫がされているようです。
毎週のようにワークショップが開催されたり、
作品と向き合うためのワークシートがあったり。

もしも、石橋美術館に行かれたことがなかったら、
ぜひぜひ、一度行ってみてください。
石橋美術館の珠玉の作品を一堂に見るのは
最後のチャンスかもしれません(涙)。

この夏は、やっぱりファミリーで作品見納めツアー!!


福岡市美術館HP

石橋美術館HP