オープンしました。
もとの建築をいかした上での変更なので、「え?かわった?」と
いう印象の方もいるかも。
実は草間彌生の「南瓜」だって、ピッカピカに
館内も各所見やすく、使いやすくなっていますよ。
初日にいってきたので、リポートします!
中でもキッズコーナー「モリノタネ」は場所も中身も変わりました。
以前、売店(本屋?)があった場所に移動し、
大濠公園と美術館の作品をイメージしたものに!
前回と同じく、オーギカナエさんが手がけています。
アーティストのオーギカナエさん(福岡在住)。
作品の中から飛び出し、キャラクターになったものも!
展示室で作品を見ながら探しても楽しいですね。
前回は布製でマジックテープがついていましたが、
今回は丈夫な合皮になり、マグネット式で壁につくようになりました。
このスペースの向かいは休憩所。
大人はここでほっと一息もいいですね。
もちろん、キッズスペースの利用は無料です。
さすがの4か国対応!
扉を開けると…
パパもママも使えます。
しかし調乳用ではないので、それは受付でお湯をもらえるそうです。
そしてその奥の扉は…
女性専用授乳室!(鍵がかかります)
素敵な作品が所々に♡
リラックスして授乳できそうですね。
まだまだ子連れに嬉しいことが。
トイレもすべてきれいになって、ベビーカーと一緒に入られる個室もふえました。
そして、2階展示室横には子どもトイレも設置!
ちなみに、館内すべてのトイレエリア内でおむつの交換ができます。
そしてすべての男性トイレ・女性トイレにベビーチェアー付個室あり!
1階にはミュージアムショップもできました。
オリジナルグッズも豊富です。
ポストカード、クリアファイルはもちろん、マスコットや
ノート、バッグ、ポーチなども。
そしてアーティストとのコラボレーションも!
博多人形絵付けセットもありますよ。
展示室の解説は親しみやすい工夫がされていて、
美術館初心者にもやさしいです。
リニューアルオープン展とあって、数あるコレクションから
選りすぐりの名品がずらり。古代から現代美術まで幅広いのが
この美術館の特徴。
空海の書も!草間彌生や大竹伸朗も!
(古美術コーナーは写真撮影OKに!)
コレクション展とともに、オープニングの目玉として
開催されている特別展「インカ・ショニバレCBE」展は必見。
ベネチア・ビエンナーレやドクメンタなど、
国際的な展覧会で活躍するアーティストの作品展です。
カンガというアフリカンプリントを使った作品群は
見た目も華やかでドラマチック。ワクワクします。
自分のルーツを探り、社会や美術史の権力構造を問う
作品群はただただ力強いです。
今回、福岡展にあわせて新作も公開。
銃を構える女性が放つのは、桜の花。
女性ならではの豊かな創造性を象徴しているそうです。
女性を称える作品を見て、ママもパワーチャージ!
ちなみに映像作品は約15分×2作品あるので、
途中退出するときは、受付に戻って当日券をもらったら
当日のみ再入場可です。
公園側にはカフェもできました。
これからお花見の季節。
お散歩がてら、ファミリーでぜひ行ってみてください。
もちろんキッズコーナーのみの利用も。
展示室は中学生以下無料です。
「これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE」展
〇会期 3月21日-5月26日
〇開館時間 9:30-17:30(入館は30分前)
〇月曜休館(4/29、5/6は開館、5/7は休み)
〇一般1,500円 シルバー1,000円 高大生1,000円
*コレクション展のみは一律200円
くわしくは福岡市美術館HP