2014年1月17日金曜日

現代美術はいかが?「想像しなおし」展リポート!

気がつけば、今年初のアップでした…
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

春からの活動内容をただいま検討中です。

例年通りのイベントとするか、はたまた別の形にしていくか。
決まり次第、報告させていただきます。




さて、新年から開幕した福岡市美術館「想像しなおし」展。

これは国内外で活躍している新進気鋭の若手現代美術家
狩野哲郎、川辺ナホ、大西康明、手塚愛子、山本高之、山内光枝による
展覧会です。

福岡市でこれだけ大きな規模の現代美術展は久しぶりかもしれません。

タイトル「想像しなおし」について、美術館ニュースから以下抜粋です。

『目の前にあるもの。
あるいは目に見えないけれど、私たちの生活を
日々規定する制度や枠組み、関係性。

私たちが生きるこの世界を構成しているものって
そんなに確かなものだろうか?
立ち止まって、別の可能性を考えてみる。
過去そして現在をふりかえり、今は別の在り方を想像してみる。…』
(エスプラナード174号より)

つまり、あたりまえだと思っていることについて、
もう一度あらためて向き合い考える、といったところでしょうか。

たとえば、大西さんの巨大な巨大な作品は
「彫刻」だと担当学芸員は言っていました。

私たちが普段想像する彫刻って、
ブロンズでできた裸の女性が台座にのっている
ようなものが多いような。
それとはまったく形状が違いますが、
作家が考える方向は同じものなのかもしれません。

あんな素材を使って!
そんなところにこんなのが!
ぷっ!と思わず笑ったり…

いろんな驚きに満ちた、
アートのワンダーランドです。
ぜひ、常識を覆すような作品たちに出会ってみてください!

ご注意)
絵画展とちがって、思わずさわりたくなるもの、
足元に気を付ける作品などがあります。

抱っこしたまま、もしくはベビーカーに乗せたまま、
歩ければ手をつないでご覧いただくのがいいかも。

福岡市美術館には、
小さい子どもが遊べる無料のスペース・キッズコーナーや
授乳室、無料貸し出しベビーカーもあります。

『想像しなおし』展
開催中~2月23日
福岡市美術館
一般1200円、高大生800円(常設展示室観覧料込)
中学生以下無料