暮らしの中に息づくアジアのアートを紹介するシリーズ
「生活とアートⅤ」として、『窓花』展が開催されています。
切り紙は婚礼や春節など、中国の文化では欠かせないものです。
障子窓にはって暮らしを彩る「窓花」は、ステンドグラスのようで主に
農村の女性たちが脈々と伝えてきたもの。
今回は、切り絵の展示だけでなく、
生活やそこに息づく文化なども同時に体感できる
面白い展示空間となっています。
子どもと一緒に、切り絵の影を楽しんだり、
再現された生活空間を味わったり、日本にいながら
ちょっとした海外気分に浸れますよ。
会場は撮影可能ですし、展示室もそう広くないので
子どもとの鑑賞をおすすめします!
ただ、大人でも触りたくなるようなものが多いですので、
その点はお気をつけくださ~い
続いて「スタジオジブリ レイアウト展」。
これは鉛筆や色鉛筆で描かれたいわばラフな下画で、
ジブリ映画の名作から「ハイジ」「赤毛のアン」まで
ずら~っと並んでおります。
どちらかというと、展示されている作品の高さは若干高く、
小学校低学年の子どもの目線からは高すぎるように感じました。
ということで、何かと大人向けの印象ですが、
展示会場の外にはトトロのトリックアートがあったり、
専門学校の学生さんが作ったマジパンのキャラクターがいたり、
子どもも楽しめるコーナーもちょこっとありますよ。
窓花とジブリ、両方をお楽しみください!
『中国の切り紙 窓花 黄土高原・暮らしの造形』
会場:福岡アジア美術館
開催中~1月28日まで(休館日:水曜・12・26~1/1)
観覧料:一般200円・高大生150円・中学生以下無料
『スタジオジブリ レイアウト展』
開催中~1月26日まで 詳しくは福岡アジア美術館HP