平日の夕方にも関わらず、ケンビの40周年記念『ベルサイユのばら展』は
大賑わいでした。
マリー・アントワネットのかきわり!あなたもオスカルと一緒♡
アラフォー以上であろう「当時の女子」たちの熱いまなざし!
簡単なストーリー解説があり、それにそって原画が展示してあるので、ベルばら知らない世代も楽しめそうです。
そう、ベルばらをダイジェストで読んでいく感じでしょうか。
宝塚の舞台・衣装に子どもはうっとり。歴代スターのポスターもファンにはたまらないでしょう。
アニメのセル画のコーナーでは、「昔はこうやって手描きしたもんだ」などとデジタル世代の子どもに説明しつつ、手描きはやっぱりいいな~なんてしみじみ見入ってしまいました。
そしてグッズのコーナーの充実ぶりがすごい!
ないものはない?と思うくらいに、クッキーやらてぬぐいやらメガネ拭きまでオスカルでした。
12月9日(日)まで開催 福岡県立美術館
一般1100円 高大生800円 小学生500円
続いて『児島善三郎と中村研一 福岡ライバル物語』。
同時期、修猷館に学んだ二人の画家の展覧会。
ともに日本を代表する洋画家になるなんて、驚きですね。
二人はそれぞれの存在が根底にあったからこそ、磨かれていった部分もあるでしょうし、作風は全く違うけれども、二人の作品は爽やかな風がスーっと吹き抜けていく感じがするんですよね。久しぶりに絵画をじっくり味わえたなあ。
これは『郷土の美術をみる・しる・まなぶ』シリーズの一つで、子どもから大人まで楽しめるよう展覧会に工夫がされています。
途中でクイズあり、鑑賞を手助けしてくれるハンズさんありで、私の子はハンズさんとマンツーマンで見て回っていました(母が絵に没頭している間、読めない漢字を読んでもらい、クイズをしていたようです。ありがとうございました!)
郷土の画家に触れられるチャンス、ぜひご家族でお出かけください!
充実した展覧会だと、美術関係者の中でも話題ですよ。
11月25日(日)まで 福岡県立美術館
・授乳室2階(施錠していますので、使用の際は受付まで)
・無料の貸し出しベビーカーあり