2012年9月7日金曜日
「アジアをつなぐ 境界を生きる女たち1984-2012」展
今、アート関係者の間で「これを見逃したらいかんばい!」と
話題になっている展覧会のご紹介です!
それは「アジアの女性アーティスト」の作品だけを
集め展示したもの。
50人による約200点、すごい迫力です!
国や地域、民族は違っていても
「女」は「女」なんだなぁと考えさせられる貴重な展覧会。
女性を取り巻く状況や立場ー
それは時として弱いものではありますが、
彼女たちはそれを、それぞれの手法で敏感にすくい上げ、
深く、力強く、そして繊細に表現しています。
出産、子育てを機に「女性」を意識し、制作された
作品も多いです。
日々、子育てに追われる私たちも、
「母」という一般的なイメージと本来の自分との
ギャップに葛藤することがあるかもしれません。
そんな私たちに寄り添い、励まし、そして「負けちゃならんぞ」と
まるで作品たちが語りかけてくるように感じました。
アジアを代表する、大御所・新鋭の女性アーティストの作品、
ぜひ見て感じてください!!
「アジアをつなぐ -境界を生きる女たち1984-2012」
会場 福岡アジア美術館
10月21日まで
*アジア美術館には、授乳室(ソファ、シンク、畳スペース、おもちゃあり)や
子どもが遊べるキッズコーナーがあります。同日ならば、再入場も可能です。