もし、
ママやパパが子育てをきっかけに子どもとアートを
楽しむきっかけが作れたら…
もし、
ママ(パパ)が、公園や子どもプラザに
行くようにミュージアムを気軽に利用できたなら…
もし、
子どもたちが小さなときから、ミュージアムに親しむ
機会ができたならば…
そこには「美の殿堂」なんていう見えない敷居はないはず。
誰もが、自分なりの楽しみ方を見つけられるかもしれません。
これは私の理想とするミュージアム像です。
そこで、先日福岡市教育委員会に「ママとパパの福岡ミュージアム・
フリーパス」の提案をしてきました。
「福岡市在住の乳幼児(未就学児)を持つ母親・父親とプレママ・プレパパが
福岡市美術館・福岡アジア美術館・福岡市博物館の常設展示観覧料が無料となる
フリーパスの発行を希望します」
常設展示の観覧料は3館とも200円です。
200円で、ダリやミロが見られますし、
あの金印も見られますし、近代アジア美術の
歴史にも触れられます。見ごたえは十分です。
200円が高いか安いかは、個人差があると
思います。
しかし、交通費を払って入場料を払ってとなると
子育て中のママ・パパにとって、公園を利用する感覚でミュージアムを
利用することは難しいのではないでしょうか。
なんせ、毎日あっちの公園、こっちの公園、あの子どもプラザ、っていう
具合ですからね。
もし、ミュージアムが「ただ」だとしたら。
大濠公園のお散歩のついでに、博多でショッピングの
合間に、百道散策の途中で、気軽にミュージアムをのぞいて
みようかなあっていう気分になるかもしれません。
来春には博物館にも授乳室ができ、
これで3館すべてに授乳室が完備されます。
これを機会に、なにかがはじまれば・・・
ただいま、教育委員会からの回答を待っています。
またお知らせしますね。