2011年4月15日金曜日

ハンブルク浮世絵コレクション展レポート


平日の夕方、二児を連れて行ってきました!


午後4時をまわっていたからか、

お客さんは思ったよりも少なめ。

ベビーカーも楽々押して回りましたよ。


さて、福岡では2,3年毎に開催されているような

印象の浮世絵展。


「また~?北斎も写楽も見あきたわ」と思うなかれっ!


この展覧会の大きな特徴は、

あまり見ることのできない資料が

多いということでしょう。


浮世絵完成にはいくつもの工程がありますが、

版木や画稿(デッサンのようなもの)、

それをもとに描いた版下絵など、

それぞれプロのワザが

じっくりと鑑賞できる展示の工夫がgood!


また「摺物」(すりもの)と呼ばれる、

個人がプライベートで依頼した作品などは

まあ、贅沢で凝ったつくりです。


今回の作品は、わりと目線が高い位置に

展示してありました(大勢が一度に見られるための

美術館側の配慮なのです)。

ですから、子どもたちは若干見にくいかもしれません。


しかし、江戸の暮らしと今の暮らしの共通点など

見つけながらみたりすると、子どもも興味がわくようですよ。

(お花見の浮世絵などもあります!)


5月8日まで

福岡市美術館