2015年8月5日水曜日

福岡市美術館で「学芸員とあそぶ!絵の中の人に服を作ろう」開催しました




8月2日の第2回「美術館あそび」は、幼児から高齢者まで、
美術に親しむための様々なアプローチの方法を日夜
研究されている福岡市美術館・教育普及係の皆さんによる
オリジナルのワークショップ「絵の中の人に服を作ろう!」です!

小さなこどもたちが、遊びながら作品に親しむことを目的として
「鑑賞+制作」というプロセスを考えてくださいました。


会場の教養講座室に置かれた材料に興味深々のみなさん。

軽く説明を聞いた後、いざ展示室へ!




 

2階の日本画工芸室で現在開催中の
「夏休みこども美術館2015 きるものをみる」展を見ていきます。



小さいグループ、大きいグループに分かれ、
それぞれ作品を鑑賞中。
学芸員さんたちとおしゃべりしながら、作品をじっくりゆっくり
見ていく子どもたち。
「○○があった!」
「○○みたい」
と、どんどん思ったことが言葉になりでてきます。

鑑賞タイムの後は、くじ引きで服を着せる作品を選びます。
何が当たるかな?



「同じ絵があった!」
本物の作品をみながら、着せる服のイメージを
膨らませていきます。



それでは教養講座室に戻っていよいよ服作り!

大きなビニール袋を土台に、フェルトや紙、ひも、セロハンなどの
素材を使って作っていきます。
写真は教育普及係長の鬼本さん。
軽やかなトークで終始盛り上げてくださいました。




 



 
 
 


素材を選んで切ったり貼ったり。
次々と面白い形ができていきました。

完成したら、
ファッションショーです。
一人一人、おきにいりのポイントなどを
紹介してもらいます。

作品をイメージしたもの、
そして自分が着たいもの(笑)。
力作揃いでした!

こちらは絵の中に尻尾のようなものを見つけて、
ネコちゃんに変身しました。


赤ちゃんも!



今回は学芸員さんと一緒に、美術館であぞびました。

「自分の子が思ったよりも絵をみて話をしていてびっくり!」と
いうママも。
これを機に、美術館や作品との距離がぐんと縮まり、
ファミリーで気軽に美術館に足を運んでもらえればと思います。

福岡市美術館のみなさま、
ご協力ありがとうございました!