2015年5月29日金曜日

どの美術館であそぶ?「ママとこどものアートじかん2015」

今年のママートは、
なんと福岡市内にある美術館3館の協力を得て、
美術館で思いっきりあそぶことを提案します!
題して、「美術館あそび」!(はい、タイトルそのままです・・・)



3つの美術館、それは・・・



福岡県立美術館、福岡市美術館、福岡アジア美術館の3館。



同じ美術館でも、その特徴はそれぞれ違うんですよ。

各館のこの辺がファミリーにおススメというところをクローズアップし、
それぞれの美術館の知られざる魅力をファミリーで体験してもらおうと思います。



まずは福岡アジア美術館。





博多リバレインの7,8階にある美術館ですね。
この頃はアンパンマンミュージアムの上にある、と言った方が分かりやすいかもしれません。

この美術館は、あちらこちらに「子連れウェルカ~ム!」なオーラで溢れています。
無料のキッズコーナーはもちろん、畳もある授乳室、子ども用トイレ、おむつ替え台だって
すべての男女トイレにあるんですから。

また、カフェは持ち込み可能だし(お弁当を食べてもOK)、常設展示室内には、
なんと本物の作品を前に「ぬり絵」や「パズル」があるんです!
我が子も真っ先にそこに向かいます(笑)

そして、もう一つの大きな特徴が、アジア各地のアーティストたちが
このアジア美術館で滞在制作を行うことです。

福岡の歴史や風土、人々の暮らしに触れ、そこからインスパイアされた
作品を交流スタジオで制作し、発表します。

運が良ければ、その光景が見られますよ!
なかなかアーティストが制作している現場を目にすることはないですからね、
ぜひ8階あじびホール横のスタジオも覗いてください。

今回は、現在滞在中の、青い海と空が印象的なモルディブから
来たファッションフォトグラファーのファンコグラフィックさんにお願いし、
写真の講座と撮影会を開催します!

モルディブってどんなところ?
人を魅力的に撮るには?
そしてモルディブの民族衣装を着る体験も!
プロのフォトグラファーが親子の写真を撮影してくれますよ!
福岡にいながらアジアを体験できる、これは見逃せません!!



さて次は、福岡市美術館。




市民の憩いの場・大濠公園内にあり、公園にきたついでに無料キッズコーナー(写真)で
休憩する方も多いのではないでしょうか。

この福岡市美術館には、九州でも数少ない教育普及係があり、専門の学芸員がいます。
この「教育普及学芸員」とは、いわば美術とお客さんの距離を縮め、よりよい関係を促す
ために日夜努力している人たちです。たとえば、美術館のイベントや展覧会の企画、
ボランティアさんとの活動なども行います。

そのエキスパートたちに、ママート向けに特別なワークショップを考えてもらいました。
子どもと一緒に楽しんだり、スヤスヤ眠っているこどもの隣でママとパパが二人で
盛り上がったり、子どもも大人も、作品との新しい出会い方を展示室で体験してみませんか?



最後は、福岡県立美術館。




こちらは天神の北の方、緑豊かな須崎公園内にあり、
福岡県内の美術・工芸品を幅広く紹介しています。

絵画や彫刻だけでなく、久留米絣や小石原焼など、
ここのところ再ブームとなっている暮らしの中にある身近なものを
クローズアップする展覧会もありますよ。

近年おしゃれな授乳室も新設され、その中にはなんと素敵な作品も!
授乳する人しか見られません(笑)

この美術館の魅力は、なんといっても「家族で楽しめる」ということ。
子どもも大人も、一緒に展覧会を楽しめるように、パネルの言葉やパンフレットの
作り方に工夫がしてあるのです。
それは一人一人に優しく寄り添うようにも感じられます。

その県立美術館で、親子鑑賞についてのお話と、
実際に展覧会を見ていくツアーを開催します!

会場にいる、おもてなしスタッフ「ハンズさん」との触れ合いも、
きっと美術館を身近に感じさせてくれることでしょう。



ということで、あなたはどの美術館であそびますか?
(もちろん、1つでも全部でもいいですよ~)

詳しくはこちらHPをご覧ください。
お申込みはメールで、6月4日から先着順で受付ます!
(7月10日開催の「アーティストとあそぶ!:撮る!撮られる!」は
満席となりました。)