ロンドンにある現代美術館「テイトモダン」へ行ってきました。
(写真中央の真ん中にタービンがある建物)
6階+地下1階の美術館。
こちらはマーク・ロスコの作品が展示してある通称「ロスコ・ルーム」。
2000年にオープンした旧火力発電所を改築したユニークな美術館には、
学校から訪問した子ども達やベビーカーを押したママたちを
数多く見かけました。
この美術館の特徴は、ジャンル別、年代別の展示ではなく、
大きな4つのテーマ毎に作品が展示されているということ。
印象派のモネの次に現代美術とか。
だから、頭で作品を「分かろう」とするのではなく、
自分の感覚そのままで向き合うことができるんです。
これって、本来の鑑賞の方法ではないかと、自分自身が体験し
改めて感じました。
この美術館は、ファミリーに優しく
「make a noise!」(騒いで)とか「let's talk!」(話して)とか
日本の美術館では考えられないような敷居の低さをHPで
気軽に見ることができます(笑)
これなら安心して子連れでも行けますね。
授乳室チェックをしたところ、
椅子の数が一脚だけだったところが気になりますが、
調乳できるシンクとおむつ替えスペースも同室にあって
使いやすそうでした。
四基あるエレベーターも、
二基にベビーカーと身障者優先のマークが。
そしてレストラン・カフェには子どもメニューも!
条件を満たせば、子どもの食事代がただになる特典もあるようです。
一つ残念なのが、週末のみイベントがあるらしく、
平日のこの日もラーニングセンターに「何か参加できるものない?」と
幼児連れのパパママが訪れていました。
ふらっと寄って何かできるものがあればいいのだろうけれど。
別館も建つようなので、その辺の充実を期待したいですね!
TATE MODERN
Bankside
London SE1 9TG