2013年7月19日金曜日

7.16「大人のかわいいお絵描き」リポート




第6回の講師はイラストレーターの坂田優子さん
福岡市在住で、百貨店の広告や芸術文化関係のチラシ
(実は昨年のママートちらしのイラストも!)などで
作品をよくお見かけします。



今回は、絵が苦手なママたちに送る特別講座。

子どもに「ワンワンかいて~」とか「ぞうさんがいい」とか
言われて、正直困った経験ありませんか。
犬を描いたつもりが「クマさん!」と言われたとか…

そんなママでも「子ども部屋に飾ることができるような
素敵な動物の絵を仕上げる!」ことが目標です。

坂田さんいわく、
「〇や□や△の組み合わせで動物ができます」とのこと。


坂田さん特製ドリル(!)を使って、まずは顔の練習です。
目の位置で印象ががらりと変わりますね。


大量の亀さんが!

下書きがすむと、今度はキャンバスにアクリルガッシュで
色をのせていきます。
ほとんどの方が、キャンバス初体験ではないでしょうか?






みなさん、真剣そのものです。



色合いも素敵!




時間を大幅にオーバーしましたが、
それぞれ個性的なかわいい作品が完成!



ママが子どもへの想いを込め
頑張って描いた特別な作品。
お部屋に大切に飾ってもらえれば嬉しいです!

続いて、福岡市美術館で古美術を担当されている
岩永悦子学芸員の登場です。



トーク「かわいい古美術!」では、
市美のコレクションの中から、仙厓和尚の掛軸や
茶道具などをご紹介いただきました。

「これってブサカワでしょ~?」

「当時のお茶の世界って、おじさんたちが寄ってたかって
『カワイイ』ものを集めて見せ合っていたんです」
(想像するとなんだか可笑しい)

「古美術ってカビ臭いと思うかもしれないけれど、
小さきものを愛でていて、意外とかわいいんですよ」

と、従来の古美術のイメージががらりと変わるような
お話をしていただきました。


普段は見ることができない、道具を納める箱や布なども
特別に見せてもらって得した気分(笑)
次に美術館に行くときには、古美術を見る視点が違うかもですね。

【アンケートより】
・絵の具をあまり使ったことがないので楽しかったです。
・絵を描くのが苦手で少しでも何かうまく、かわいく描けたらと
 思って参加しました。何かできそうです!
・古美術は苦手でしたが、かわいい探しをしようと思いました!



これをもちまして、
「ママとこどものアートじかん2013~ママのための連続アート講座」は
終了となります。

今回福岡市内はもちろんのこと、筑豊・筑後など遠方からも
ママ&ベビーたちにご参加いただきました。

リピーターのママ達との再会では、お子さんの成長ぶりを見て
まるで「親戚のおばちゃん」のように嬉しく思いました(笑)
ご参加誠にありがとうございました。

また、多くの方々に趣旨にご賛同いただき、
今回も開催できましたことをここに記し、
深く感謝申し上げます。

今後の活動は現時点では未定ですが、
何かイベント等決まり次第ホームページや
ブログでお知らせいたします。

なお、引き続きママ目線での福岡アート情報もブログで
お届けいたしますのでお楽しみに!