2011年11月3日木曜日

安野光雅の絵本展+太宰府の美術


『あいうえおの本』や『ふしぎなえ』など、
精緻な描写と視覚トリックが楽しい
安野光雅の絵本原画展です。

受付では虫めがねを貸出するほど、
原画も細かい!!
気が遠くなるほどの作業ですね。

印刷では落ち着いた色彩も、
原画はまた違った印象をうけます。

原画200点、じっくり見て行くと
とてつもなく時間がかかりそう。。。

最後に絵本コーナーもありますが
全体的に大人向けの印象ですね。

視覚トリックが体感できる
立体模型などもありましたよ。
12月11日まで

もうひとつオススメの展覧会が
「太宰府の美術」。
チラシ二枚を貼り合わせると、
なんとすごろくができあがるという
仕組み!




すごろくの写真は
出品作品という、なんともうまい仕掛けですね。
↑一部です


さて、展覧会ですが
会場全体がなんだか薄暗い…
それもそのはず、貴重な日本画が多数展示されております。

江戸時代に流行した、太宰府天満宮へ参詣する
「さいふまいり」。
いまのパワースポットめぐりとも似ているかもしれませんね。
そんな太宰府に集まった絵師を中心に、太宰府に
花開いた芸術文化を紹介するものです。

なんと絵はがきのお土産つき!!
しかもその絵はがきの一つがサイコロになるという
心遣い、にくですね~。
アートなすごろく、ぜひゲットしてみてください。
11月27日まで

福岡県立美術館