一部は「せっかくだから、家族でアート」、
講師は福岡県立美術館の川浪千鶴さん。
「みなさん、美術館を色に例えると?」などと
ユニークな質問をなげかけ、まずは参加者と
軽くコミュニケーション。
また、10年以上子どもや家族向けの展覧会やイベントを
実施してこられた経験から、
家族で美術館を楽しむための秘訣をわかりやすく
教えてもらいました。
参加されたママたちは、
ぐっと美術館が身近に感じられたのでは…
「アートの効果は絶対ではないし、明確には
答えられないけれど、
きっと心の引き出しが増えていくでしょう」
心の引き出しは、
大人になっても増やしていければいいですね。
さて、
今年の県立美術館は、年間を通して
家族で楽しめる展覧会がいっぱいなんです。
春:昆虫や植物の細密画で知られる「熊田千佳慕展」、
夏:木のぬくもりが伝わる、触れる彫刻展「宮崎準之助展」、
秋:「55 ミッフィー展」(東京展ではグッズが大人気らしい。早いもの勝ち?)
三者三様、これは見逃せません!
続いて第二部は
「ワインと料理のはなし」。
福岡のワイン界の重鎮・工藤章子先生の軽快なトークと
フレッシュなソムリエ・長谷川陽平さんの掛け合いが
絶妙で、一気にリラックスムードに。
参加されたママにお客様役になっていただき、
レストランでワインを注文し、テイスティングするという
シュミレーションをしました。
栓を開けたときの香りと
時間がたってからの香りの違いや、
もちろんテイスティングにも挑戦。
子どもたちも、何がはじまったのかと
興味津々。
今回は、
トスカーナ地方のワインをいただきました(サシュー・シェ・クドウ様ご提供)。
これに料理があれば・・・、それは次回の課題にしましょう!
(写真撮影:浦瀧恵美子)