
ついに今年9月に再版されました!
ママートの絵本講座でも紹介した
ブルーノ・ムナーリ『きりの なかの サーカス』。
谷川俊太郎の新訳で登場です。
本の構成要素である紙とインクを
工夫して、霧のなかの風景を
トレーシングペーパーであらわしたり、
その先に赤や黄色の紙をカットして
次々と繰り広げられるサーカスのピエロや動物の
曲芸のようす・・・
最近のポップアップ絵本もいいのですが、
この本はごくシンプルな構成ながらも
洗練されたデザインのセンスや
ブルーノのユーモアがぎゅっと詰まっていて、
子どもも大人も
楽しめる1冊だと思います。
初版は1968年。
待ちに待って、やっと本棚に!
「きりの なかの サーカス」
ブルーノ・ムナーリ・作 谷川俊太郎・訳
フレーベル館 2,300円+税