さる10月22日、

紺屋2023
第4回福岡アジア美術トリエンナーレに参加している
淺井裕介さん(写真)のワークショップが
大名の「紺屋2023」で開催されました。
紺屋2023といえば、ママートの講座のメイン会場でもありますね。
さて、このイベント名は
「植物になる白線ワークショップ」。
なんのことやらと思いつつ、
(半ば強引に)子連れで参加してみました。
用意されたのは、横断歩道などの
白線に使われる特殊なシートとはさみ。
厚手のザラザラした白いシートを
植物の茎や枝をイメージして
なんとハサミで直接切り出していきます。
淺井さんいわく
「下絵を描くと、みんな同じようになっちゃって
おもしろくないから」とのこと。
「僕のワークショップは大変です。でも簡単です。」
これも印象的な言葉。
時間が進むにつれ、
自分のアイデアのなさに失望しつつ、
無心にハサミで形を切りだしていきます。
「次に何か具体的にフルーツとか鳥とか切ってください。」
といわれても・・・
でも、周りを見渡すと
林家正楽ばりに切っている人もいる!
子どもは紙に落書きして、そこから
淺井さんにおもしろい線などを選んでもらい
形に切ってもらっていました。
(ちなみに子どもの参加者は一人だけ・・・)
参加者の茎やら枝やらをつなげて
最後は淺井さん総指揮のもと
それぞれの部分にテーマ性を持たせると、
あら不思議!
どこまでも伸び続ける1本の植物が
なにかストーリーを
湛えているようにみえるんです。
これを地面に焼き付けて完成
(焼き付けは翌日関係者のみ参加)。
ワークショップの成果として紺屋2023の
エントランス~通路に残っています。
前を通りかかったら
ぜひ実物を見て行ってくださいね。
子どもと一緒に、隠れている虫や鳥なんかを
探しても楽しいですよ~
紺屋2023
福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル