活版印刷をしっていますか?

*このワークショップは
今では福岡市でも6軒のみとなった
昔ながらの活字を組んで印刷する手法です。
インクと油のにおいがする
小さな工場が今日の教室。
無数の大小の活版が
壁一面に!
使い込まれた道具や機械を見ていると
わくわくしてきます。
ぜいたくなことに、
マンツーマンで指導を受けました。
文字を探して、職人の早業で
組んでいただき(これが見もの、ビデオカメラを
持ってくればよかった…)、
インクをのせて、
1枚1枚手作業で刷っていただきました。
刷ってもらったのは
こどもの名刺。
幼稚園名と組、なまえを
のせました。
活版の味である、
鉛の活字をぎゅっと押しつけて
裏面がぽこっとやや飛び出した
感じ、インクのこすれ具合など、
とっておきの名刺となりました。
そしてインクを丁寧にふき取り
活字を元の場所に戻す
(子どもはここだけ手伝う)までの
一連の作業を見学。
まったく知らない世界を体験し、
印刷屋のおじさんの仕事と
どこか懐かしい機械の動きを
間近に感じ、
時がゆっくりと流れるような
そんな時間を過ごしました。
*このワークショップは
「こどもともとこども」の一環として
開催されました。